国内輸送梱包の手順

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国内輸送梱包は、製品の形状、重量により、梱包形式も様々ですが、ここでは国内梱包でよく用いられるすかし梱包(Crate梱包)の手順をご説明いたします。

右の製品の梱包を例にしてご説明します。

1.腰下(スキッド)の製作

スキッドを製品底部に合わせて作成

製品を載せる台座のことを腰下(スキッド)といいます。
腰下は製品の重量を受けるもっとも重要な部分で、この上に製品を固定します。
製品重量、形状に基づき使用する部材の必要強度を計算します。
使用する部材が決まったら、製品寸法に合わせて、スキッドを組み立てます。

緩衝材で保護

スキッドが出来上がると、製品を載せる前に、製品が直接接触する部分を緩衝材で保護します。

2.製品をスキッドに乗せる

製品をスキッドの上にのせる

スキッドの上に製品を載せます。

製品の固定

スキッドの上で製品がずれたり、転倒しないよう、しっかりと固定します。
特に底部における固定は前後左右に製品がずれることがないために重要です。

底部の固定が完了

底部の固定が完了した状態です。
固定の技術が確かでないと、製品が輸送中に破損する危険が増します。
確かな技術で丁寧に固定します。

3.つま板、側板の立ち上げ (固定を含む)

つま板を立ち上げたところ

まずはつま板(幅、高さで囲まれた面)を立ち上げます。底部を釘で固定します。

側板を立ち上げ、上部からの押さえを施す

次に側板(長さと高さで囲まれた面)を立ち上げ、製品の上下振動を抑えるための固定を施します。
押さえ材

押さえ材を側板に固定

押さえ材をしっかり側板に固定する。その際に上下方向に添え柱を取り付けます。
押さえ材により、製品が輸送中に「跳ね上がる」のを防ぎます。

4.天井板の取り付け

梁(はり)の取り付け

つま板、側板が立ち上がったところで、今度は天井部に梁(はり)を取り付けます。
梁(はり)とは天井板を支える部材。

天井板の取り付け

梁(はり)の上に天井板を取り付けます。

天井板が取り付けられたところ

天井板が取り付けられ、完成。

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